カルスは9世紀末から10世紀にかけてアルメニア王国の首都でした。二重の城壁 や1001年に建立された大聖堂、1036年に建立された救世主教会などが残ります。 古くはウラルトゥの都市であり、1239年にモンゴルに破壊されて廃墟になるまで、 アルメニア、ビザンチン、セルジュク・トルコ、クルドなどが城塞都市を築いた要衝 の地でした。